先週の月曜日、朝起きて鏡を見た私は、自分の口の中に咲いた白くて巨大な花の正体に絶望しました。それは、右の頬の裏側に堂々と居座る、直径1.5cmはあるかと思われる巨大な口内炎でした。中心部は不気味なほど真っ白で、周囲は鮮やかな赤色に腫れ上がり、少しでも顔を動かそうものなら電気が走るような鋭い痛みが突き抜けます。仕事が繁忙期に入り、1日15時間近くパソコンに向かい、食事はコンビニのパンやカップ麺で済ませるという自業自得な生活を10日間も続けた結果がこれでした。この「でかい」「白い」口内炎という最悪のコンビネーションは、私の全ての意欲を奪い去りました。まず困ったのが食事です。大好きなカレーライスも、熱いコーヒーも、少しの塩気さえも、この巨大なクレーターに触れた瞬間に悶絶するほどの凶器に変わります。仕方なく、冷ましたお粥や冷たい豆腐を、患部に当たらないように左側だけで慎重に咀嚼する日々が始まりました。それでも不意に舌が触れてしまうだけで、涙が滲むほどの激痛に襲われます。会話もままなりません。大事な会議の発表中、特定の音を発するたびに粘膜が引き攣れ、声が裏返ってしまう情けなさは言葉にできない苦痛でした。同僚からは「体調悪いの?」と心配されましたが、まさか口内炎1つのせいでこれほど消耗しているとは言い出せませんでした。私はこの白い怪物を駆逐するために、あらゆる手段を講じました。まず、ドラッグストアに駆け込んで、でかいサイズにも対応できる大判の口内炎パッチを購入しました。貼った直後は多少違和感があるものの、直接患部が剥き出しにならないだけで、これほど世界が変わるのかと感動したのを覚えています。次に、ビタミンB群のドリンクを1日に3本飲み、無理やり定時に帰宅して夜の22時には布団に入るようにしました。普段はシャワーだけで済ませるところを、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、強張った筋肉をほぐすことにも努めました。口内炎が白くなっているのは、体が一生懸命に修復しようとしている証拠だと自分に言い聞かせ、痛みに耐えながら3日が過ぎた頃、ようやく白い偽膜が少しずつ小さくなり、縁の赤みが引いていくのが分かりました。完治するまでの10日間、私は自分の体の脆さと、健康のありがたみをこれほど痛感したことはありませんでした。たかが口内炎、されどこの「でかくて白い」タイプは、生活の質を底辺まで引きずり下ろす力を持っています。今ではすっかり治り、元通りの食事ができるようになりましたが、あの時の白い絶望を忘れないために、私は今でもバランスの良い食事と適度な睡眠を死守しています。もし、今まさに口の中のでかい痛みに耐えている人がいるなら、どうか自分を責めすぎず、まずはその白い花を癒やすために、世界で一番自分を甘やかしてあげてください。痛みはいつか必ず引きますが、その痛みが教えてくれた体の限界という教訓を、私たちは大切にするべきなのです。
口の中に咲いた白くて巨大な痛みの花と格闘した記録